プロジェクトの詳細
説明
哺乳類の卵を取り囲む卵丘細胞には受精を促進する役割もあることが示唆されているが,そのメカニズムは解明されていない。本研究は,精子先体にはPACAPが含まれていること,PACAPを卵丘細胞に作用させると受精を促進する因子が分泌されることを示した。この因子は精子の透明帯貫通に必要な鞭毛運動と先体反応率を上昇させ,結果として体外受精率を促進した。PACAPに応答して卵丘細胞が分泌する受精促進因子としてニューロキニンAを同定した。
ステータス | 終了 |
---|---|
有効開始/終了日 | 2010/01/01 → 2012/01/01 |
フィンガープリント
このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。