細胞接着斑形成に着目した神経軸索再生法開発のための基礎研究

  • Kuboyama, Tomoharu (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

私はこれまでに、損傷した中枢神経組織で再生不全に陥った軸索を再現した培養系を用い、細胞接着班のダイナミクスを増加させることによって軸索再生が誘発されることを明らかにしてきた。本研究ではその機序として、プロテインキナーゼA、p21-activated kinaseおよびパキシリンの活性制御が関与することを明らかにした。本成果は、脊髄損傷等において軸索再生を誘発させるための新たな分子ターゲットを提唱するものである。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/01/012013/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000

キーワード

  • 細胞接着
  • 脊髄損傷
  • 軸索再生
  • プロテオグリカン
  • プロテインキナーゼA
  • パキシリン
  • p21-activated kinase
  • コンドロイチン硫酸プロテオグリカン
  • dystrophic endball
  • 細胞接着班