成長に伴う制御性T細胞の機能発達とその異常に関する研究

  • 宮脇, 利男 (研究代表者)
  • 金兼, 弘和 (研究分担者)
  • 雄一, 足立 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

本研究では、ヒトの制御性T細胞の先天的欠損症(IPEX)の病態解明を通じてその機能発達を明らかにすることを目的とした。フローサイトメトリーを用いた簡易診断法を開発し、我国におけるIPEXの発掘に努め、新たな症例を同定した。IPEX患者、骨移植例、保因者、新生児、健康成人を対象とした検討から、IPEXの責任遺伝子産物FOXP3がヒトの制御性T細胞の発達・分化に果たす役割の一端を明らかにできた。
ステータス終了
有効開始/終了日2008/01/012010/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,330,000

キーワード

  • 制御性T細胞
  • FOXP3遺伝子
  • IPEX
  • フローサイトメトリー
  • 遺伝子解析
  • IL-7受容体
  • FOXP3
  • CD4^+CD25^+T細胞
  • アトピー性皮膚炎
  • IL-7R(CD127)
  • CD4^+CD25^+CD127^<dim>T細胞
  • フローサイトメトー
  • IL-7R (CD127)