ポリゴンデータ解析で検証するアジア四千年の原型消失法による青銅器の造形表現

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

青銅器は表面の緻密な緑青錆が内部を守り、数千年前の遺物の形が正確に読み取れる。そういった遺物は多くない。そのために各地の青銅器の技術研究は、その伝播ルートなどの研究にとって重要な遺物である。しかし、鋳造技術は漆器や陶器のように素材の形を完成まで通して加工する技法ではなく、原型から反転する鋳型をつくり、その時点で不要になった原型を工程から捨てる。鋳型に青銅を流し込めば、鋳型は不要になってこれを壊して製品を取り出す。こういった製品の技術研究は目視観察では結論に至ることが難しい。そのために、高精度、高精細の3D計測データを解析して科学的に検証する必要がある。本研究は新たな手法で技法の具体を解明する。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2021/04/012026/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥17,160,000

キーワード

  • 3D計測
  • 古代青銅器
  • 常温固体油脂
  • ポリゴンデータ解析
  • 鋳造技術
  • 3D計測
  • 古代青銅器技術
  • ポリゴンデータ
  • 技法解析図
  • 技術変遷
  • 液化消失
  • 燃焼焼失
  • 微細文様形状
  • 高精細3D計測調査
  • ポリゴンデータ解析ソフト
  • 消失原型材料
  • 青銅器全形形状
  • 抜け勾配
  • ロウ型鋳造法
  • 3Dスキャニング調査
  • 成分分析
  • 鋳造シミュレーション
  • ポリゴンデータ加工検査
  • 抜け勾配検査
  • 断面図検査
  • 寸法検査
  • 凹線の縁返り
  • 3Dスキャニング
  • 液化消失原型
  • 燃焼消失原型
  • 鋳造実験