ペルソナ/シナリオ法による保育者志望学生の描画指導案作成力の向上

プロジェクトの詳細

説明

本研究では,保育専攻学生の「子どもの状況に基づいて一斉保育の描画指導案を作成する態度」に及ぼすペルソナ/シナリオ法の効果を検証した。学生に対してペルソナ/シナリオ法の実施か,もしくは,描画をしている年長児を思い浮かべさせた。その後,学生の指導案をルーブリックにより評価した結果,「子どもたちが興味関心を持っている遊びをイメージできる」と「一人ひとりへのかかわりをきちんと考えることができる」の規準においてペルソナ/シナリオ法を実施した学生の評価得点が高かった。このことから「子どもの状況に基づいて一斉保育の描画指導案を作成する態度」の形成において,ペルソナ/シナリオ法が有効であることがうかがえた。
ステータス終了
有効開始/終了日2012/04/012014/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。