Abstract
本研究の目的は児童が外国語活動の授業に対してどのような不安を持ち、その不安に対してどのような手立てが不安の軽減に役立つのかを明らかにすることである。小学校3・4年68名を対象に2か月授業を実施した。結果として、不安が高いのは「答えが分からない時に当てられる」「1人で発表する」場面で、手立てとして外国語学習における「失敗することの大切さ」を頻繁に伝えたり、「頑張っていたことや励ましの言葉」を児童の振り返りカードに添えたりすることが有効であることが分かった。
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | 33-39 |
Number of pages | 7 |
Journal | 教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要 |
Volume | 16 |
State | Published - 2022/01/11 |