抄録
「環境法が環境法たるゆえんは、自然環境が関わるからである」と筆者は考えている。人間と人間の関係の問題のみではなく、そこに自然というものが介在するが故に、他の行政法領域とは異なる要素を含むと考えているからである。また、筆者は、「環境法は産業法(企業法含む)の裏返しである」と考えている。そのため、不十分ながらも産業法(漁業法や農業法など)を取り上げている点が、本書の特徴である。概説書・教科書らしく、偏りなく広い領域を網羅するように試みた入門書である。
本文言語 | 日本 |
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出版社 | 文眞堂 |
ページ数 | 360 |
出版ステータス | 出版済み - 2018/10 |
キーワード
- 環境法
- 自然環境
- 自然資源管理
- 業法