in-site内部応力分布測定によるフィラー起点型転がり疲労破壊の解明

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

樹脂軸受は鋼軸受の使用できない過酷な環境で使われる。軸受用樹脂では高い接触応力に耐え、摩耗を抑えるためにフィラーを分散させることが多いが、このフィラーが却って破壊の原因となるフィラー起点型破壊が存在する。本研究ではこの破壊メカニズムを明らかにするため、圧縮応力下の内部応力測定という問題を、樹脂積層を用いて精密に位置決めされたセンサを埋め込み、圧縮応力下で偏差応力をin-situ観察するという手段で解決する。
ステータス終了
有効開始/終了日2022/04/012025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,160,000

キーワード

  • 樹脂積層
  • 接触応力
  • 応力測定
  • 転がり疲労
  • ヘルツ接触