BST1による塩基交換反応は炎症性腸疾患を制御するのか

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

我々はこれまでに、BST1 (Bone marrow stromal cell antigen 1)の酵素活性として塩基交換活性を見出した。また、BST1は小腸に高発現すること、BST1の基質であるNR (Nicotinamide riboside)は胆汁中に豊富なことから、BST1が腸内環境の恒常性の維持に関わること、その破綻が炎症性腸疾患の発症に関わることなどが予想される。そこで本研究では、BST1の酵素学的な性質の詳細を明らかにするとともに、炎症性腸疾患における役割を検討する。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2025/04/012028/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,720,000

キーワード

  • 炎症性腸疾患
  • BST1
  • NAD代謝
  • ヌクレオシド代謝