プロジェクトの詳細
説明
リボスイッチは低分子化合物と特異的に結合し翻訳や転写を調節し、原核生物では遺伝子発現制御の主要な機構の一つである。本研究では天然リボスイッチの機能構造解析と人工改変を目的として次の3課題の研究を行った。(1)「リボスイッチの構造-機能相関の解明、(2)人工リボスイッチ/アプタマーの創製、(3)天然リボスイッチの人工高次制御。(1)ではRNA構造で汎用されるGNRA/レセプターモジュールの新しい役割を同定し、(2)ではGAACループを認識する新規アプタマー創製に成功した。(3)では天然c-di-GMPリボスイッチを改変し、第二のリガンドによる高次制御が可能なRNAの設計に成功した。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2011/04/01 → 2014/03/31 |
フィンガープリント
このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。