高分子材料の機能に大きな影響を与える近傍の水の構造を調査するには、その場(in situ)測定が可能な振動分光法のなかでも、界面選択的な測定法である和周波発生法(Sum Frequency Generation, SFG)が適している。本研究では、高分子ブラシをはじめとする種々の高分子材料近傍の水をSFG法により調査した。また、高分子材料に収着した水の凍結・融解挙動を、赤外分光法および示差熱分析により検討した。
ステータス
終了
有効開始/終了日
2008/01/01 → 2012/12/31
資金調達
Japan Society for the Promotion of Science: ¥57,460,000