金アルキリデン錯体形成を鍵中間体とする新規分子変換反応の開拓

  • 堀野, 良和 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

簡便かつ効率の良い金アルキリデン錯体形成または,その他の遷移金属アルキリデン錯体形成の開発とそれを鍵中間体とする新規分子変換反応の開発を行った。特に,α-シリルまたはα-ボリル-σ-アリルパラジウム錯体形成を鍵中間体とすることで,パラダシクロブテン中間体やパラジウムカルベノイド中間体を簡便に発生させる新規手法を開発し,それぞれの性質を利用したオレフィンのシクロプロパン化反応や二量化反応を見出した。
ステータス終了
有効開始/終了日2010/01/012011/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,160,000

キーワード

  • 触媒反応
  • 金属カルベノイド
  • メタラシクロブテン
  • パラジウム
  • 金触媒
  • パラジウム触媒
  • シクロプロパン化反応
  • 二量化反応
  • カチオン性金触媒
  • カルベノイド
  • C-H結合挿入
  • アルキン
  • 炭素-炭素結合反応
  • ビニリデン