遷移金属錯体におけるりん光状態の熱失活経路の解明

  • 野崎, 浩一 (研究代表者)
  • 岩村, 宗高 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

d6およびd8型遷移金属錯体のリン光量子収率の低下をもたらしている熱失活過程について、活性化エネルギーや活性化体積などの速度論的パラメータを決定し、その値を指標として量子化学計算で得られた反応経路を検証することによって、代表的なRu(II)錯体とPt(II)錯体における熱失活経路とその律速段階を明らかにした。
ステータス終了
有効開始/終了日2010/01/012012/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥5,070,000

キーワード

  • リン光
  • 遷移金属錯体
  • 熱失活
  • dd状態
  • 反応機構
  • 活性化体積
  • 無輻射失活
  • ルテニウム錯体
  • MLCT