道徳教育における公共性意識の形成に関する日独比較研究

  • 野平, 慎二 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

第3章「道徳授業における公共性意識の形成についての調査」では、日本とドイツの教員と生徒を対象としたアンケート調査の結果を分析した。分析の結果、討議型アプローチを取り入れた道徳授業は、日本の生徒では「社会共同性」や「自律性」の側面で、またドイツの生徒では、「社会共同性」「自律性」の側面ではなく「多元性」の側面で、公共性意識の形成に影響を与えていることが明らかとなった。
ステータス終了
有効開始/終了日2003/01/012004/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,800,000

キーワード

  • 公共性
  • 道徳教育
  • ドイツ
  • 国際情報交換
  • ハーバーマス
  • 討議型アプローチ
  • the public
  • moral education
  • Germany
  • international information exchange
  • Habermas
  • the discourse approach