プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
尖閣諸島の魚釣島では1970年代に持ち込まれたヤギが爆発的に増加し、植生が著しく衰退して、現状を放置すれば数多くの固有種が絶滅を免れない。政治的な理由から上陸調査ができない現状を踏まえ、衛星画像などのリモートセンシングにより植生の現状を把握するとともに、環境DNAの技術を用いて島の固有生物の確認や生態系の現状把握を行うための技術を検討し、可能であれば島の小河川の河口からの採水と分析を行う。これらの研究を通じて島の現状を明らかにし、野生化ヤギ対策の緊急性を社会に訴える。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2022/04/01 → 2025/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,690,000
キーワード
- リモートセンシング
- 人工衛星画像
- 野生化ヤギ
- 絶滅危惧種
- 固有種
- 正規化植生指標
- 環境DNA
- ISOデータ法
- ホットスポット
- 小規模島嶼
- 外来生物