薬物代謝酵素CYP3Aの性特異的発現機構:ヒトとマウスの比較

  • 佐久間勉 (研究代表者)
  • 根本信雄 (研究分担者)
  • 河崎, 優希 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

薬物代謝酵素CYP3Aの雌性優勢発現の機序を明らかにするため、マウス肝臓でメス特異的に発現しているCyp3a41遺伝子をモデルに解析した。Cyp3a41遺伝子の発現は近位プロモーターにおいて転写因子HNF4αにより調節されていた。その領域付近のクロマチン構造には雌雄差あり、それがHNF4α結合量の雌雄差(メス>オス)となり、メス特異的発現の一因であることが明らかになった。
ステータス終了
有効開始/終了日2008/01/012010/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,810,000

キーワード

  • 薬物代謝酵素
  • CYP3A
  • 発現制御
  • 性差
  • マウス
  • シトクロムP450
  • 性特異性