薬物代謝酵素CYP3Aの雌性優勢発現におけるエピジェネティック調節の役割

  • Sakuma, Tsutomu (研究代表者)
  • 河崎, 優希 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

CYP3A遺伝子の雌性優勢発現のメカニズムを解析し、クロマチン構造の雌雄差がモデル遺伝子としたマウスCyp3a41の雌特異的発現調節機構の1つになっている事を明らかにした。また、雌由来初代培養肝細胞において転写因子HNF4αとCOUP-TFII の協調的相互作用がCyp3a41遺伝子上で起こることも雌特異的発現に関与することも示され、複数のメカニズムによってCYP3Aの雌性優勢発現が起こることが明らかになった。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/04/282015/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥5,330,000

キーワード

  • 性差
  • CYP
  • 発現調節
  • マウス
  • エピジェネティック