脳型プロスタグランジントランスポーターの分子的実体と生理的役割

  • 細谷, 健一 (研究代表者)
  • 赤沼, 伸乙 (研究分担者)
  • 酒井, 秀紀 (研究分担者)
  • 立川, 正憲 (連携研究者)

プロジェクトの詳細

研究概要

In vivoラット脳室内投与法及びin vitroラット単離脈絡叢を用いた取り込み解析によって、脳内主要プロスタグランジンであるPGD_2及びPGE_2は血液脳脊髄液関門を介し、脳室内から排出輸送されることが示唆された。申請者が単離した脳型プロスタグランジントランスポーター(PGT-Br)の関与を明らかにするため、PGT-Br発現アフリカツメガエル卵母細胞を構築した。本細胞にて、PGD_2輸送活性は、コントロール(水注入)と比較し上昇傾向は示されたものの、有意ではなかった。
ステータス終了
有効開始/終了日2009/01/012011/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,330,000

キーワード

  • クリアランス
  • トランスポーター
  • プロスタグランジン
  • 有機アニオン輸送担体
  • 脳・神経
  • 脳脊髄液
  • 脳関門
  • 血液脳脊髄液関門