脳刺激型補聴器の実現に向けた、コミュニケーション音声脳内処理機構の解明

  • Ito, Tetsufumi (研究代表者)
  • Soko, Chika (研究分担者)
  • 小野, 宗範 (研究分担者)
  • 高橋, 宏知 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

本研究は、より良い言語音知覚を可能とする、人工内耳に替わる脳刺激型補聴器の実現を目指すものである。脳の聴覚領域を単に電気刺激するだけでは脳内に言語音を再生することはできない。過去の研究成果に基づき、脳の聴覚領域の中でコミュニケーション音声認知に関与する領域の、言語音の音時間変化を検出細胞を選択的に刺激することで脳内に言語音を再生することが可能になる、という仮説を立てた。そこで、本研究は学際的技術を結集することで、マウスの脳内にコミュニケーション音声を再生するための条件を明らかにし、脳刺激型補聴器の技術基盤の確立を図る。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2023/04/012028/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,590,000

キーワード

  • 聴覚
  • 音声
  • brain machine interface
  • 神経回路
  • Brain Machine Interface