胃腸管収縮ホルモンとして知られるモチリンの新規生理作用の解明

  • 海谷, 啓之 (研究代表者)
  • Konno, Norifumi (研究分担者)
  • 坂田, 一郎 (研究分担者)
  • 東, 森生 (研究分担者)
  • 竹見, 祥大 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

モチリンは上部消化管で産生され、胃腸管平滑筋の収縮を惹起するペプチドホルモンである。一方、モチリン受容体は胃以外の組織でも発現しており、モチリンは胃腸管運動亢進以外にも生理作用があることが示唆される。申請者らは、メダカにおいて、モチリン受容体遺伝子が延髄最後野と間腎腺のカテコラミン産生細胞に局在していることを見出した。そこで本研究では、魚類で発見された知見を深く追求し、さらには両生類・哺乳類においてもモチリン受容体発現部位やその局在(細胞)を同定するとともに、モチリン産生細胞からのモチリン分泌を刺激する因子の探索、脊椎動物における新たなモチリンの生理作用とモチリンの存在意義を明らかにする。
ステータス終了
有効開始/終了日2022/04/012025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥16,770,000

キーワード

  • モチリン
  • モチリン受容体
  • 魚類
  • 両生類
  • 哺乳類
  • 延髄最後野
  • 間腎腺
  • カテコールアミン
  • メダカ
  • ネッタイツメガエル
  • スンクス
  • 局在
  • 腎臓