肥満時の細胞内代謝によってマクロファージが肝がん促進性へと変化する機序の解明

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

肥満では肝臓mφHIF-1αが低酸素非依存性に活性化していた。mφの細胞内代謝を解析したが、HIF-1α活性化作用を持つとされるsuccinateや他の代謝物は、肥満の有無で差を認めなかった。肥満時に肝臓mφのHIF-1αを活性化する因子の同定は、解析法を含め今後の課題である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

mφ内でHIF-1αを活性化する代謝物の同定には至らず、肝臓マクロファージの抽出、メタボローム解析の手法の見直し、変更が必要であると考えられた。mφHIF-1αを活性化する因子の同定は今後の課題である。
ステータス終了
有効開始/終了日2017/04/012019/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,030,000

キーワード

  • マクロファージ
  • 肝がん
  • HIF-1α
  • 肥満