肥満に伴う慢性炎症におけるRP105/MD-1の制御機構の解明

  • Watanabe, Yasuharu (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

血球系のRP105/MD-1発現細胞が、高脂肪食誘発性の内臓脂肪組織炎症に重要であることがわかった。また、高脂肪食摂餌によりマウス血中の可溶型MD-1が増加することを見出した。内臓脂肪組織あたりの可溶型MD-1の産生量は、高脂肪食摂餌により顕著に増加し、主に内臓脂肪組織の間質細胞から産生されることがわかった。更に可溶型MD-1は、脂肪細胞と相互作用し、マクロファージから産生されることが示唆された。また脂質ライブラリーから、MD-1と相互作用する候補分子を見出した。
ステータス終了
有効開始/終了日2013/04/012016/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,420,000

キーワード

  • 炎症
  • 内臓脂肪組織
  • 脂肪組織
  • メタボリックシンドローム
  • 自然炎症