神経網再建メカニズム解明のための疑似組織体 Semi-vivo ゲル評価系の構築

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

中枢神経疾患であるパーキンソン病の治療法として,神経前駆細胞や幹細胞の移植が試みられているが,神経細胞再建が不十分であるため治療法の確立には至っていない。代表者はこれまでに,細胞移植治療用ゲルシステムにより,ドーパミン神経の補填とパーキンソン病態の大幅な改善,分解・消失の時間軸や分解産物の生体内安全性を明確にした。しかし,どのように神経網が再構築され最終的な病態改善に至っているか十分には解明できていない。そこで,移植ドーパミン神経が神経網再建においてトリガーとなっている要素を semi-vivo ゲルを用いた in vitro 評価によって明らかにする。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2022/04/012026/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥17,030,000

キーワード

  • ハイドロゲル
  • 中枢神経
  • 細胞移植
  • 生体の力学強度
  • 動物実験の代替
  • 疑似脳組織
  • パーキンソン病
  • インジェクタブルゲル
  • Semi-vivoゲル
  • アストロサイト
  • 神経
  • semi-vivoゲル