癌細胞ナトリウムポンプのトラフィッキング異常が関与する新規病態生理機構

  • 藤井, 拓人 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

様々な癌細胞に異常発現するナトリウムポンプα3アイソフォーム(α3NaK)は、通常ナトリウムポンプが存在する原形質膜ではなく、rab10の存在する小胞に局在していた。ヒトおよびマウス癌細胞を用いたin vitro実験およびin vivo実験の結果、細胞内小胞に分布するα3NaKは、癌細胞の生存および成長に重要な役割を果たしている可能性が示唆された。
ステータス終了
有効開始/終了日2010/01/012011/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,900,000

キーワード

  • ナトリウムポンプ
  • トラフィッキング
  • 原形質膜
  • 小胞
  • 癌細胞
  • Na^+,K^+-ATPase α3-isoform
  • 小胞体
  • 分泌小胞