生体中で蛋白質の挙動を計測できるマウスの作製と解析

  • 石本, 哲也 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

ホタルの発光タンパク質であるルシフェラーゼを用いて、CREBの活性化(リン酸化)を生きたマウスの脳を用いて計測できる実験系を構築した。23年度はマウスにかける麻酔の種類とタイミングを調節することによって、発光計測が可能になったことを報告したが、24年度は無麻酔の状態のマウスの脳を用いて、CREBの活性化を計測することに成功した。この無麻酔CREB活性化計測システムを用いて、抗うつ剤の生体脳内CREB活性化に与える影響を解析した結果、脳内のリン酸化CREBの上昇に伴って発光が上昇することが確認できた。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/01/012012/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,640,000

キーワード

  • トランスジェニックマウス
  • ルシフェラーゼ
  • CREB
  • 発光計測