東アジア漢文訓読史モデルに関する実証的研究

  • 小助川, 貞次 (研究代表者)
  • 藤本, 幸夫 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

本研究では、東アジアの各言語における漢文訓読の現象について、それぞれの展開と関係が容易に理解できるような仕組みの構築を試みた。その結果、中国語、ベトナム語、朝鮮語、日本語における加点の種類とその関係について解明することができ、また中国語文献(敦煌文献)における破音(=派生義を原義から区別するための方法)の一覧を抽出することができた。さらに、これらの研究内容について、国内外の学会・ワークショップ等で発表し、国際的な理解の獲得に努めた。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/11/182014/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥10,270,000

キーワード

  • 漢文訓読史
  • 東アジア
  • 漢文訓読資料
  • 訓点資料
  • 実証可能モデル
  • 加点