新規ビフェノール/ホウ酸触媒系による不斉[3,3]シグマトロピー転位の開発と応用

  • 杉本健士 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

独自に確立してきた市販のレゾルシノール誘導体からの合成法に基づき、不斉2-aza-Cope転位・Fischerインドール合成の各反応に適する光学活性ビフェノールを合成・探索し、最適な反応条件の確立を目指す。その後、確立した触媒系を基盤とした抗がん活性アルカロイドとして知られるアジミン・カルパインおよびミンフィエンシンの不斉全合成研究へと展開し、これを達成することで独自のビフェノール/ホウ酸触媒系の有用性を実証する。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2023/04/012026/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000

キーワード

  • 不斉触媒反応
  • 光学活性ビフェノール
  • ホウ酸
  • 2-aza-Cope転位
  • Fischerインドール合成
  • 不斉[3,3シグマトロピー転位]