多価イオン照射による固体表面ナノ構造生成過程の研究

プロジェクトの詳細

説明

本研究では多価イオン源(EBIT)で生成されたイオンを低速で高配向性グラファイト(HOPG)に衝突させた際に形成されるナノサイズの微細構造生成過程の研究を行った。衝突イオン価数を大きくすると生成される突起状構造の直径が大きくなり,その形状はビスマス70価と75価の間でカルデラ状に変化することが確認された。また,入射角度を変化させることで非対称隆起や1個のイオンで複数の表面改質を引き起こしたことを示唆する大変興味深い結果が得られた。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/04/012013/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。