リガンド構造の多量体化による免疫補助刺激受容体の活性化制御法の開発

  • So, Takanori (研究代表者)
  • 石井, 直人 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

感染症やがんによる社会問題は今後さらに増加することが予想され、有効な治療法の開発が求められています。T 細胞に発現するTNF受容体、OX40、4-1BB、CD27、GITR は、免疫制御分子として、防御免疫の確立に寄与します。しかし、TNF受容体の機能活性をどのように引き出し、応用するかに関する情報が不足しています。本研究では、TNF受容体を活性化できるTNFリガンドの構造要素と種類に関する情報を取得し、これをもとに、TNF 受容体を最適に活性化できる分子を作製し、感染症やがんを克服できる有効な T 細胞制御法の確立を目指します。
ステータス終了
有効開始/終了日2023/06/302025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥6,500,000

キーワード

  • T細胞
  • TNF受容体
  • TNFリガンド
  • 補助刺激
  • 免疫制御
  • リコンビナントタンパク質
  • TNF
  • TNFR
  • 補助刺激シグナル
  • サイトカイン