マクロスフェライドを基盤とする新規抗癌剤の創製を目指した分子設計、合成、活性評価

  • 松谷, 裕二 (研究代表者)
  • NEMOTO, Hideo (連携研究者)
  • 近藤, 隆 (連携研究者)

プロジェクトの詳細

研究概要

天然物マクロスフェライドを基盤とした新規抗癌性医薬品探索を目的として、マクロスフェライドの16員環基本骨格に、強力な抗腫瘍性天然物であるエポチロン類のチアゾール側鎖を組み込んだ人工ハイブリッド化合物を設計し、合成研究を行った。また、マクロライド骨格の一部を窒素原子で置換した、アザ-アナログの設計と合成も行った。その結果、天然のマクロスフェライドを大きく上回る抗癌活性を示す、新規人工設計クロスフェライド誘導体を見出すことに成功した。
ステータス終了
有効開始/終了日2007/01/012008/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000

キーワード

  • アポトーシス
  • 腫瘍細胞
  • 薬物設計
  • 構造活性相関
  • 合成化学
  • 生理活性
  • 有機化学