ピロール環の回転を基軸とするNー混乱ポルフィリノイドのバイオ展開

プロジェクトの詳細

説明

ポルフィリン異性体N-混乱ポルフィリン(NCP)は「混乱ピロール環の反転と隣接ピロール環との縮合」により生成するN-フューズポルフィリン(NFP)に変換される。これら類縁体は通常ポルフィリンとは異なる特性を有し、その生体化学応用は興味を持たれてきた。本研究ではNCP/NFPの構造変換を基軸に i)特定分子種のバイオセンシング、ii) NCPの生体分子プローブ利用、iii)四重鎖DNAの構造制御、の3課題を遂行し、i)ではNFP/NCP変換反応を駆使したバイオチール・センシング、ii)からはトレースレスNFP/NCP相互変換反応、iii)ではNFPによるG4DNAの構造変換、に成功した。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/04/012014/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。