タンパク質製人工ニッシェの構築-パーキンソン病治療への応用-

  • 中路, 正 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

本研究課題では、パーキンソン病治療のための細胞移植に用いる、移植細胞の生存補助や分化誘導を担うタンパク質を組み込んだ、新規ハイドロゲル材料の創製に関して研究を進めてきた。特に、移植細胞の炎症反応からの保護、細胞接着足場の提供、移植細胞のドーパミン作動性細胞への分化誘導システムの構築、の3点を設計コンセプトに掲げて材料創製を試みた。主要な成果として、本研究で設計した材料を用いることにより、移植細胞の生存率を向上させることができ、また、分化誘導を厳密に制御できることが明らかとなった
ステータス終了
有効開始/終了日2010/01/012012/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,030,000

キーワード

  • 人工臓器工学
  • 再生医工学
  • キメラタンパク質
  • 幹細胞
  • 人工ニッシェ
  • 細胞移植用材料
  • パーキンソン病
  • 幹細胞移植医療
  • 分化誘導
  • ドーパミン神経
  • 再生医療
  • キメラ蛋白質
  • 移植用材料
  • 幹細胞移植治療