がん治療へ向けた腫瘍特異的T細胞の超迅速検出・取得法の開発

プロジェクトの詳細

説明

がんに特異的な細胞障害性T細胞(CTL)を効率良く見つける方法を開発できれば、がんの免疫療法に寄与することができる。我々は、これまでに、リンパ球がちょうど1個入る大きさ・形状の微小ウェルが約25万個規則正しく配置されたマイクロウェルアレイチップを用いて、チップ上で抗原ペプチド刺激に反応しサイトカインを分泌する細胞を、単一細胞レベルで検出することにより、抗原特異的T細胞を検出するシステムを開発した。本研究をさらに発展させることで、頻度の低い、がん特異的T細胞の検出、TCRの取得などに大きな力を発揮し、がんの免疫療法の発展に寄与できると期待される。
ステータス終了
有効開始/終了日2012/04/012014/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。