α-MSHとAVTによる生得的行動制御のメカニズムの解明

  • 渡邉, 桂佑 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

α-黒色素胞刺激ホルモン(α-MSH) および アルギニンバソトシン(AVT)は末梢において個体の恒常性の維持に機能する一方で、中枢において生得的行動を調節することが明らかにされつつあるが、その統合的な生得的行動の調節機構の実態は不明な点も多い。本研究は、キンギョを用いて情動行動におけるα-MSHおよび AVTの中枢作用とその作用部位の同定、α-MSHおよび AVT と情動行動に関わる神経機序との関連、α-MSH と AVT の神経相関および機能相関を明らかにする。これらの研究によりα-MSHとAVTの生得的行動の調節機構の実態が解明できると期待される。
ステータス終了
有効開始/終了日2021/04/282023/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,500,000

キーワード

  • キンギョ
  • α-黒色素胞刺激ホルモン
  • 不安様行動
  • 脳室内投与
  • メラノコルチン4型受容体