Abstract
教員の大量退職が見込まれる中,研修の環境を整え若手教員の授業力の向上を図ることは喫緊の課題である。そこで小学校の授業研究に対話リフレクションを取り入れ,授業者の思いに寄り添った研修を行いたいと考えた。対話リフレクションを通して,授業者に気付きを促すことが若手教員の授業力向上を図るために有効か,またどのような対話リフレクションの在り方が有効かを明らかにしていく。コルトハーヘン(2010)が確立したALACTモデルを用いて若手の省察の変容に着目して研究を進めた。対話リフレクションが若手教師の力量形成に有効であることが示唆された。
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | 75-93 |
Number of pages | 19 |
Journal | 富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama |
Volume | 13 |
Issue number | 1 |
DOIs | |
State | Published - 2018/10/25 |