Abstract
富山大学教育学部附属幼稚園において、年長クラス1クラスを介入群、別の1クラスを対照群としたSSTプログラムの実践を行った。絵本や紙芝居の読み聞かせとロールプレイによるSSTを2ヶ月の間に2回実施した。渡辺(2001)のソーシャルスキル尺度を用いて事前・事後の評価を行った結果、項目によっては介入群の効果が有意になったものと、対照群の方が有意に効果があったものがみられ、SSTの内容を再編等したり、実施回数を増やしたりする必要があることが示された。
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | 127-134 |
Number of pages | 8 |
Journal | 教育実践研究 : 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要 |
Volume | 15 |
State | Published - 2020/12 |