長期記憶の時間生成を担う睡眠/覚醒サイクルにおける神経活動・シナプス動態

Project Details

Outline of Research at the Start

本研究は長期記憶の時間生成における細胞・シナプス機構を解明することにより、学習・記憶に関する人工神経回路網の構築用に実データを提供できる。また、本研究が確立する高速ボルテージ観察及びオール光学式電気生理学は当該領域における時間生成に関する知見を神経細胞レベルで捉える技術を提供する。本研究から期待される成果は、情動記憶を長期保存する脳機構に関するものであり、認知症や精神疾患に伴う記憶障害の病態解明や治療法開発に役立てられると信じている。
StatusFinished
Effective start/end date2021/04/012023/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥5,200,000.00

Keywords

  • 学習・記憶
  • 睡眠・覚醒
  • 神経活動
  • シナプス可塑性
  • イメージング
  • 大脳皮質
  • 記憶・情動関連ネットワーク