神経形態と遺伝子発現とのリンク―アクチン結合性転写活性化因子MKLの視点から探る―

  • 石川, 充 (Principal Investigator)

Project Details

Abstract

大脳皮質ニューロンの成長や突起形態の伸長・維持に関わる新規情報伝達経路を同定した。特に、これまでニューロンでの機能が全く不明だったSCAIの転写抑制因子としての機能が解明され、SCAIの脳神経系における重要性が示唆された。また、これらの結果を通し、MKLおよびSRFが関与する神経突起形態を制御する新しい側面が明らかになりつつある。
StatusFinished
Effective start/end date2008/01/012010/12/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,800,000.00

Keywords

  • MKL1/MKL2(Mrtf-A/Mrtf-B)
  • SRF(Serum Response Factor)
  • アクチン
  • 遺伝子発現
  • 突起形態
  • 樹状突起
  • SCAI(suppressor of cancer cell invasion)
  • MKL1/MKL2 (Mrtf-A/Mrtf-B)
  • SRF (Serum Response Factor)
  • MKL1/2 (Mrtf-A/B, MAL)