発光・蛍光イメージングによる昼行性行動の機構解明

  • 隼人, 小泉 (Principal Investigator)

Project Details

Outline of Research at the Start

哺乳類の昼行性・夜行性を決定する神経回路は未だ解明されていない。体内時計中枢(SCN)の神経活動リズムは昼・夜行性間で同位相であることから、SCN以外の脳領域が昼・夜行性の決定に重要であると考えられる。本研究では昼行性げっ歯類のナイルグラスラットを実験材料とし、本種由来の線維芽細胞株および脳スライスに時計遺伝子ルシフェラーゼレポーターを導入し、発光イメージングを行うことで、昼・夜行性間の時計遺伝子発現リズムの違いを同定する。さらに、蛍光Ca2+イメージングにより、SCNの投射領域におけるGABA応答性の解析や時計遺伝子発現制御に関わるシグナリング機構の解析を行う。
StatusFinished
Effective start/end date2023/03/082024/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,700,000.00

Keywords

  • 時計遺伝子
  • カルシウムイメージング
  • 発光イメージング
  • 昼行性
  • アドレナリン
  • 新型コロナウイルス
  • ナイルグラスラット
  • 末梢時計
  • 体内時計
  • 昼行性行動
  • 培養細胞