地域文化ストックに基づく伝統的工芸品産地のイノベーションの解明

Project Details

Outline of Research at the Start

これまで地域文化ストックという概念を打ち立て、伝統産地の分析ツールを開発してきた。その開発過程で、保守的でイノベーションが起きにくいと考えられている伝統産地でも、新たなサービスや商品開発が多数起きていることが明らかとなった。そこで本研究では、輪島漆器産地(輪島市)と井波彫刻産地(南砺市)に加え、高岡銅器産地(高岡市)を調査対象とし、地域文化ストックとイノベーションの関係について調査を行う。特に知識科学の知見を取り入れ、産地のイノベーションの創発要因と創造プロセスを明らかにしつつ、普遍性ある伝統産地のイノベーションモデルの構築を図り、産地再生や地域再生につなげていく。
StatusActive
Effective start/end date2022/04/012026/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,470,000.00

Keywords

  • 伝統産業
  • 伝統文化
  • 地場産業
  • イノベーション
  • 産業集積
  • 伝統技術
  • 地域文化ストック
  • 職人
  • 伝統的工芸品
  • 知識科学