倉庫の所有形態からみた弥生・古墳時代における集団関係の変質に関する研究

Project Details

Outline of Research at the Start

本研究は、弥生時代から古墳時代の北陸を中心に、布掘り柱掘形をもつ掘立柱建物跡(以下、布掘式掘立柱建物跡)や一般的な掘立柱建物跡を比較して倉庫の抽出を行う。それとともに、倉庫の規模や数、計画的配置などを基準にして集落遺跡を分類しながら、倉庫の所有形態の変化や集落遺跡の性格の違いなどを検討する。加えて、遺物の出土状況、および前方後円墳の出現や変遷との対比などを通して、倉庫の所有形態からみた集団関係の変質過程を検討するものである。
StatusFinished
Effective start/end date2022/04/012025/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,170,000.00

Keywords

  • 弥生・古墳時代
  • 掘立柱建物
  • 高床倉庫
  • 布掘り柱掘形
  • 拠点集落