アルツハイマー病「未病期」バイオマーカーの同定と発症・進行機構の解明

Project Details

Outline of Research at the Start

アルツハイマー病(AD)を含む認知症患者の増加が大きな世界的課題となっている。AD発症後の治療介入は困難であるため、未病期からの治療介入の重要性が指摘されているが、未病期を定量的に同定するバイオマーカーは存在しない。そこで本研究では、動的ネットワークバイオマーカー解析を用いて、未病バイオマーカーの同定を目指す。また、ADの発症・進行において、他の病態がそれらを促進することが知られているが、その詳細ついては不明である。ADの発症・進行抑制を実現するため、認知障害における各種病態への影響について、その分子機構を明らかとすることで、病態進行を抑制する創薬ターゲットの創出を目指す。
StatusActive
Effective start/end date2025/04/012028/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,200,000.00

Keywords

  • アルツハイマー病
  • 未病
  • バイオマーカー
  • 動的ネットワークバイオマーカー解析