抄録
2018年度に開催した「剱ICLSコース」において,調査票を用い,コース前後の受講者の自己評価を施行し,受講者の自己評価と共に,自由記述についてテキストマイニングを用いて,コース受講の効果について検討した.質問紙の内容はICLSコース内5区分での5段階の自己評価と,受講後の学びや感じたことの自由記述を求めた.職種別に自由記述を分析した結果,医師は普段と違う立場を経験することで,他の職種との連携について学び,看護師は理解と実施の自信をコースで身に着けていることが分かった.学生は学生の立場で知識の不足への不安を抱きながら多くの職種の受講者と一緒に受講することで,チーム医療の重要性を学んでいることが分かった.
本文言語 | 日本 |
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ページ(範囲) | 13-14 |
ページ数 | 2 |
ジャーナル | 富山救急医療学会 |
巻 | 37 |
号 | 1 |
DOI | |
出版ステータス | 出版済み - 2019/08/31 |