抄録
本論は、他者との交流や多様な文化体験に触れさせる美術館訪問を充実させるために、いかにそのプロジェクトを充実させていくかについて検証を行ったものである。
そこでは、まず、筆者がマドリッド自治大学教育学部在籍中にスペインマドリッド市内にあるホアキン・ソロヤ美術館における鑑賞教育の実践を整理した。次に芸術を文化として学ぶことを通して、スペインの美術鑑賞の手法を日本で実践することが可能かどうかを探った。
そして、その手法を用いて富山大学教育学研究科に在籍中に富山大学人間発達科学部附属幼稚園の5歳児を対象に行った篁牛人記念美術館における鑑賞教育のプロジェクト(2015年10月29日〜11月9日実施)の過程をまとめた。
最終的に、美術館訪問において、充実した計画の立案と実行が子供たちの鑑賞体験をいかに充実させ、どのような影響を与えるのかについて、先行研究からその可能性を整理した。
そこでは、まず、筆者がマドリッド自治大学教育学部在籍中にスペインマドリッド市内にあるホアキン・ソロヤ美術館における鑑賞教育の実践を整理した。次に芸術を文化として学ぶことを通して、スペインの美術鑑賞の手法を日本で実践することが可能かどうかを探った。
そして、その手法を用いて富山大学教育学研究科に在籍中に富山大学人間発達科学部附属幼稚園の5歳児を対象に行った篁牛人記念美術館における鑑賞教育のプロジェクト(2015年10月29日〜11月9日実施)の過程をまとめた。
最終的に、美術館訪問において、充実した計画の立案と実行が子供たちの鑑賞体験をいかに充実させ、どのような影響を与えるのかについて、先行研究からその可能性を整理した。
本文言語 | 日本 |
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ページ(範囲) | pp.10-17 |
ページ数 | 8 |
ジャーナル | 富山市民俗民芸村村報「民村」vol.10 |
巻 | 10 |
出版ステータス | 出版済み - 2024/03/25 |