第10回スペイン・マドリッド自治大学等訪問研修報告:海外教育実習の可能性を模索しつつ

研究成果: ジャーナルへの寄稿総説査読

抄録

本稿は,2022年度(令和4年度)に実施した部局間協定締結 校であるスペインマドリッド自治大学教育学部を中心にした 第10回目の訪問研修の報告である。今回の訪問ではマドリッ ド自治大学での講義履修および講義内と同大学の教育実習生 派遣先の公立学校において引率学生が日本の図画工作科の教 科書を翻訳して英語で模擬授業を実施した。さらに,プラド 美術館をはじめとする世界的な美術館等の作品見学や近郊の 世界遺産の見学も実施した。内容については,各プログラム の概要と学生の事後レポートの抜粋を中心に構成した。今後 は,本訪問研修を海外教育実習として発展させていけるよう に,CLIL教育の観点からも見直しを図りながら,より充実し た訪問研修をめざしたい。
本文言語日本
ページ(範囲)71-81
ページ数10
ジャーナル富山大学教育学部紀要 = Memoirs of the School of Education University of Toyama
2
AA12181167
出版ステータス出版済み - 2023/10/31

キーワード

  • 海外教育実習
  • 公立学校における模擬授業
  • 図画工作科
  • 造形遊び
  • 内容言語統合型学習

引用スタイル