プログラミングを取り入れた総合的な学習の時間に関する研究: 小学校第6学年「わたしたちのくらしとコンピュータ」の授業実践と評価

伊東 史子, 長谷川 春生

研究成果: ジャーナルへの寄稿学術論文査読

抄録

小学校第6学年の総合的な学習の時間において,プログラミングを取り入れた単元を開発し,授業実践を行った.ロボット掃除機を動作させるプログラミングを行った後,多くの家電製品にはコンピュータが組み込まれていることを知り,コンピュータによって家電製品がどのように便利になったのかについて調べる活動を行い,その内容をまとめて発表会を行った.その後,コンピュータによって生活がどのように変化したのかを考えた上で,今後の自分たちとコンピュータとの関わり方を考えた.児童は,プログラミングに興味・関心・意欲を持って取り組み,その後の身近な家電製品を調べる活動では,コンピュータにより自分たちの生活が豊かになったこと等に気付き,最後の自分たちとコンピュータとの関わり方について考える活動では,各自が自分の考えを持つことができた.
寄稿の翻訳タイトルA Study of Integrated Study Incorporating Programming
本文言語日本
ページ(範囲)25-38
ページ数14
ジャーナル教育情報研究 / 日本教育情報学会「教育情報研究」編集委員会 編
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DOI
出版ステータス出版済み - 2020

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