RSウイルス-細菌の共感染と重症下気道炎の連関解析

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

RSウイルスは、乳幼児や免疫力の低下した成人に感染すると、高率に肺炎や細気管支炎等の重症下気道炎を引き起こす。RSウイルス関連重症下気道炎を発症した患者では、RSウイルスと細菌の共感染が高頻度で検出されるものの、共感染と重症下気道炎の因果関係はほとんど明らかになっていない。本研究では、マウスを用いて、RSウイルスと細菌の共感染後の肺の病態および免疫応答を解析し、RSウイルス関連重症下気道炎の原因および発症機序を解明する。本研究で得られた成果は、RSウイルス関連重症下気道炎の新規治療法および予防法の開発に繋がるものと強く期待される。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2024/07/312026/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,730,000

キーワード

  • RSウイルス
  • 細菌
  • 下気道炎