プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
がんの転移の治療において免疫チェックポイント阻害剤 (ICI) の有効性の向上が急務である。近年、がん組織やその周囲に浸潤したCD8陽性T細胞上のPD-1の発現割合が高い(PD-1+/CD8+T細胞)症例では、ICIの有効性が向上すると報告されている。本研究ではPD-1+/CD8+T細胞数の日周リズムに応じてICIを投薬することでICIの有効性を向上できるか検証する。本研究成果は、がんの転移に対するICIの有効性の向上に資するものであり、がん患者の予後の改善や生活の質の向上に貢献できる。
ステータス | アクティブ |
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有効開始/終了日 | 2025/04/01 → 2028/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,810,000
キーワード
- 時間薬理
- がん免疫療法
- 転移
- 生体リズム