プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
NK細胞はT細胞と比べて生体内での長期生存能に劣るとされ、腫瘍組織内ではT細胞と同様にNK細胞も機能不全や分化・成熟化異常などの恒常性が破綻した免疫疲弊状態の表現系を持つTumor-associated NK細胞(TaNK) が存在することが報告されている。腫瘍免疫監視には組織局在型(tissue-resident) NK細胞(trNK)が重要であるが、どのようなプロセスを経て腫瘍組織内でTaNKが誘導されるのか未だ明らかでなく重要な研究課題である。そこで本研究ではNK細胞の腫瘍組織内での疲弊プロセスの解析を行う。
ステータス | アクティブ |
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有効開始/終了日 | 2025/04/01 → 2028/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,850,000
キーワード
- NK細胞
- 腫瘍免疫応答