IL-33誘発性血管壁肥厚におけるIL-5産生ILC2と好酸球の役割

  • Ikutani, Masashi (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

本研究では難病に指定されている肺動脈性肺高血圧症の発症メカニズムの解明を研究目的としている。これまでに申請者らは肺動脈性肺高血圧症の新規動物モデルの構築に成功している。本モデルの解析から白血球に含まれるILC2と好酸球という細胞が発症の起点となっている可能性を見出した。これらの細胞は血管周囲に集積し血管肥厚を誘導していることが判明した。また、これらの細胞の関与は、これまでほとんど指摘されておらず、新たな視点から治療法開発に貢献できると期待される。
ステータス終了
有効開始/終了日2014/04/012016/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,900,000

キーワード

  • IL-5
  • IL-33
  • ILC2
  • 好酸球
  • Eosinophil
  • PAH